カード現金化に厳しい審査は必要?
お金を借りるときには、必ず厳しい審査が必要になります。
しかし既に借金がある人や収入が少ない人は、審査が不安ですよね。
それに急いでお金が必要な時には、なるべく無駄な手続きを省きたいものです。
そんなときにカード現金化が利用できれば便利なのですが、利用する前に厳しい審査はあるのでしょうか。
目次
審査は不要!実は審査は済んでいる?
クレジットカード現金化サービスを利用する時には、借金を申し込むときのような審査は必要ありません。
なぜなら現金化サービスはキャッシングサービスとは異なるからです。
カード現金化を利用するには、自分名義のクレジットカードが必要です。
そのクレジットカードを所有しているということは、既にカード会社による審査を受けて通過しているということになります。
現金化業者による審査は必要ないので、クレジットカードさえあれば簡単に利用できます。
審査が必要ないことによるメリット
クレジットカードを作るときには厳しい審査が必要ですが、一度通過してカードを作成してしまうと後は特に審査は必要ありません。
支払いが遅れるようなことがない限り、カード会社からの連絡も無いでしょう。
利用可能枠内であれば自由に何度も利用ができます。
無職の人でも利用ができる?
クレジットカードに申込んだときには収入の多いサラリーマンだったけど、転職して収入が減ってしまう人もいます。
あるいは転職活動中で、無職の人もいますね。
作成した当初とは異なる属性になってもすぐにクレジットカードが使えなくなる訳ではなく、利用可能枠さえ余裕があれば使うことができます。
しかし収入が著しく少ない人や無職の人は、新規の借金申込をしても審査に通過する可能性はありません。
そんな人でも利用できるクレジットカードさえあれば、カード現金化で現金を調達することができます。
専業主婦や大学生でも利用ができる
本人に収入がなくても家族カードを持つことができますし、大学生は学生用のクレジットカードがあります。
このような人たちはキャッシングやカードローンを利用することは難しいですが、ショッピング枠の現金化なら可能です。
ショッピング枠は総量規制対象外
総量規制とは、年収の3分の1以上借入ができないルールのことです。
既にキャッシング利用額が年収の3分の1以上になっていれば、これ以上借りることはできません。
利用可能枠に余裕があったとしても、金融機関の途上与信があればキャッシング利用額が分かってしまうので、利用が止められてしまう恐れがあります。
ただし総量規制には対象外がいくつかあります。
クレジットカードのショッピング枠も総量規制対象外のひとつです。
既にキャッシング利用が総量規制に掛かっている人は新規の借入申込をしても審査に通過しませんが、クレジットカードのショッピング機能は使えるので現金化サービスが利用できます。
キャッシング申込だけでも情報が登録される
現金をまとめて調達したいならキャッシング利用が便利なので、審査に不安な人でも一か八かで申し込んでみる考えもあるでしょう。
でもキャッシング申込をするだけでも、信用情報機関に情報が登録されていまいます。
一度申込むと例えその後契約をしなくても約6ヶ月間情報が登録されてしまいます。
しかし既に所有されているクレジットカードのショッピング機能を使うだけなら、クレジットヒストリーが積み重なるだけなので、信用情報的にもそんなに不利になるものではありません。
今後自動車や住宅など大きな買い物をするためのローンを検討している人は、新たなキャッシングに申込むよりはショッピング機能のみ利用していた方が安心です。
本人確認が必要・その理由は?
カード現金化サービスへの申込は厳しい審査は必要ありませんが、本人確認が必要です。
運転免許証などのコピーを提出されるように求められるでしょう。
これはカード名義と一致しているかを確認するために行う作業です。
クレジットカードは名義以外の人が使用してはいけません。
盗難にあったクレジットカードの不正使用などのトラブルもあるため、現金化業者も慎重になっているのです。
本人確認のために提出する書類は写真付きの身分証が望ましいですが、無ければ健康保険証などでもいいでしょう。
どうしても現金化業者へ身分証の提示をしたくないのであれば、自分でショッピング枠の現金化をするしかありません。
現金化に関する審査のまとめ
カード現金化サービス自体は借入サービスでは無いので、新たな審査は必要ありません。
ショッピング機能を利用して現金化できれば、キャッシング利用を増やすことなく急場をしのぐことができます。
どうしてもキャッシング利用を増やしたくないという人にとっては、とても便利な方法です。
ただし、当然のことですがショッピング枠を利用したらその分だけカード会社に返済する額も増えます。
使い過ぎると返済が苦しくなります。
返済が滞ると信用情報に不利な情報が残ってしまうので、カード現金化を利用する時も慎重にならなくてはいけません。